No Cross No Crown (艱難なくして栄光なし)!
今更という感じですが、
第39回明治神宮野球大会高校の部で塾高が優勝しました。 全国の頂点にたつのは92年ぶりとのこと。 まさに快挙ですね。
スタンドのOBと思われるかたが、「高校は初めてだけど、大学は3度優勝してんだよね」とおっしゃっていました(ちなみに早稲田大学の優勝はまだありません)。 前にも書きましたが1回目は、あの甲子園でも活躍した知性派投手が入学した年、2回目が古葉君(何度も言ってますが、あのカープの名将・古葉監督の息子さん)、赤池君、印出君の2浪トリオ、高木大成君(元・西武)がいた時、そして最後が甲子園準V投手山本省吾君(オリックス)、塾高出身佐藤友亮君(西武)の在籍時です(次に大学が優勝するのはいつなのでしょうか・・・
)
今日の日記のタイトルは塾高硬式野球部HPから引用させていただきました(パクって申し訳ありません)。 明治神宮大会の優勝にふさわしい言葉だと思ったからです。 正直決勝戦での6エラーは全国の頂点に立つチームらしくないと思いましたが、エラーした選手が戻ってきても、他の選手はニコニコ笑いながら「やってくれました」と言って、エラーした選手の体をポンと叩いたり、監督自身もニコニコしていました。 あの大舞台でエラーした選手を責めたら余計に萎縮して、再度エラーしていたかもしれません。 恐怖政治的な采配ではなく、ドンマイの精神で、エラーした数だけ、みんなで取り返していく姿勢に凄く感動しました。 特に、故障中の白村君が3番手として登板、同点にされて振り出しに戻ると、自らのバットでヒットを叩き出して出塁、2塁走者生還で1点追加、その後、この日守備でエラーした佐藤旭君がエラー挽回ともいえるタイムリーヒットを放ち、三塁ランナー(誰だったか忘れてしまいました。スミマセン)生還、再び2点差をつけた時には、スタンドから大きなどよめきが起こりました。 白村君は正真正銘のエースといっても過言ではないでしょう。 まだ細身で体ができていないようなので、もっとたくましくなれば、「松坂2世」の呼び声も現実化するような気がします。
このまえも書きましたが、スタンドではプロ野球関係者?みたいな人たちが、「2年後、斎藤佑樹4年、白村1年・・・対決が楽しみだ」と言っていたのが現実味を帯びてきました。
対戦相手の天理ですが、敗れはしたものの、さすが野球王国関西の王者だけに、ボール球を簡単に振ってくれるようなチームではなかったので、先発の明君はそれでリズムが狂い始めて、ストライクが取れなくなり、四球連発、満塁になってしまいました。
ちょうど高校は中間試験中だったため、スタンドで観戦しているのは、OBの方々が中心でしたが、チアもブラバンも不在のため(これは天理さんも同条件でしたが)、「若き血
」斉唱の時には、イントロ部分もアカペラ(これはかなり新鮮でした)、伴奏なしの歌だけでしたが雲ひとつない秋の蒼穹に響き渡りました。 それも選手の励みとなったことでしょう。 中間試験が終わってからダッシュで駆けつけたのか、夏の甲子園で応援の指揮をとっていた小山君の姿も見かけました。
決勝戦から時間が経ってしまったのと、試合の詳細はいろいろなかたがネット上でレポートされていますので、省略させていただきます。
塾高が優勝して神宮枠をゲットしたので、東京と関東5校、プラス「1」となります。 関東からは全部で7校ということで、国士舘高校に惜敗した早実の出場が実現すればいいなって思っています(かなり個人的願望入っています
何たって、荒木大輔投手、佑ちゃんの母校ですものね)。 関東大会上位4校は、優勝した塾高を除くと千葉1、群馬2なので、地域性を考慮すれば、残りの枠は、ベスト8に残った下妻二もしくは水戸桜ノ牧(茨城)、川口青陵(埼玉)の可能性が高いですね。
そして21世紀枠候補も発表されましたが、「去年の夏の県大会決勝で夏の選手権準優勝の広陵(当時のエースが野村君です)を散々苦しめ、秋は県大会で優勝した総合技術高校を21世紀枠候補に推薦しなかった広島県高野連どうかしてるよ
」って思いましたが、今回は広島県3位で中国大会に出場した呉宮原(県立)高校が候補として推薦されたようです。 中国大会では、県大会1位の新庄、呉宮原ともに島根大会2位の開星に負けてしまいましたが、準々決勝で対戦した新庄のほうが有力と思っていました。 新庄(広島県大会優勝)の噂の六信投手の投球も見てみたかったのですが、過去、呉地区から甲子園に出場したのは、戦前に4大会連続出場、しかも全国優勝した呉港中学(後に阪神タイガースに入団した藤村さんという凄い投手がいたみたいです)と、戦後の呉三津田高校(浜田省吾や広岡 元西武監督の母校です)くらいしかないということから呉宮原を押しているような気がします。 21世紀枠で呉宮原高校が選ばれれば、野球王国広島の面目も保たれるし、広島の高校が出場しないと何故か寂しい大会になってしまうので、呉宮原が選ばれることを期待しています。
そして、21世紀枠で呉宮原の他に私的に注目しているのが、文武両道の彦根東高校。 箱根駅伝の花形選手(早稲田大学)で、オリンピック出場経験もある上武大学駅伝監督の花田勝彦さん(上武大学は箱根駅伝本選出場決まりました
)の母校でもあるということで、野球のほうもセンバツ出場となることを祈っています。 ちなみに私の友達も彦根東出身です。 滋賀県大会は、決勝に進出、3-2で惜敗してしまいましたが、夏の選手権出場の近江(奈良の智弁と大接戦でした)相手ですから大健闘と言えるでしょう。 彦根東は近畿大会にも出場して初戦で敗退してしまいましたが、相手が東洋大姫路だったので仕方ありません。 6-4だったのでこれも大健闘と言えるでしょう。 去年、21世紀枠に選ばれた安房高校の応援にYOSHIKIが来る来ないで話題になりましたが、彦根東出場の暁にはKEN様は応援に行くのでしょうか
(野球と関係ないですが、You Tubeで視聴していたDAIGO★君の曲で L'Arc~en~Cielの影響受けたっぽいのがあります
。 ) YOSHIKIって絶対に高校野球なんか興味ないと思っていたけど、変装してでも観戦したかったというのが意外でした。 しかし、状況を考えて断念、高額寄付
したのでしたね。
天理もとても素晴らしいチームでした。 子供の頃、高校野球を見ていて天理のイケメン投手のお兄様に惹かれた
ことがあります(金森さんだったかな?かつて早稲田の監督をされていたマックス佐藤さんの頃だったかと・・・)。 お子様の頃からビジュアル重視
なのは変わらないようです
。 三つ子の魂百まで ですね。 早稲田に進学した本橋投手や大森君(入学していきなり春季リーグの首位打者となりました)の頃も天理のファンでした。 明治のユニフォームに似ていますね。 このまえの明治神宮野球大会決勝で、練習前にグランドに向かって整列した選手が一礼しているのを見て、凄く礼儀の正しい子たちだなあって思いました。 そして最後は負けてしまいましたが、スタンドで観戦している控えの選手(遠いので野球部の全選手ではなかったと思います)が塾高にエールを送った時には、塾高スタンドでは拍手喝采の嵐でした。 天理も本当に強いチーム。 去年センバツで塾高が華陵に勝っていれば対戦した相手です。 何たって野球王国近畿の王者ですから、センバツでは必ず巻き返しに出るでしょう。 ちなみに(←この言葉使いすぎですね)、広陵の中井監督が選手として甲子園に出場した時、準々決勝で負けてしまった時の対戦校が天理でした。
塾高の上田監督さんは塾高で教鞭を執っておられるだけに、日常でも選手と接しているせいか、選手思いの素晴らしい監督さんだと思いました。 「熱闘 甲子園」でグラウンドにいたネコ
ちゃんを可愛がる姿を見た時も思ったのですが、本当に思いやりのある先生だと思います。 上から目線ではなく、選手の立場になって指導されているのだと思います。 勝手に引用してしまって申し訳ありませんが、監督さんの日記(ネットで公開されているものです)の中で 「明治維新後近代日本が列強諸外国の植民地にならずに、民間の力を伸ばし、あらゆる方面で今の日本の礎を築きあげたのは福澤先生のお力があったのは言うまでもありません。その中で『人は残すが自分は残さない』という高貴な姿勢は、慶應義塾のどこにも肖像画や銅像があまり存在しないのを見てもわかります。(ちょっとはありますが・・・)勝海舟と西郷隆盛の会見で、江戸開城の話がつきましたが、江戸にはまだ上野の彰義隊を始め、徳川方の武士は大勢いて、一方には薩長土の官軍もいる。その物騒な江戸で静かに勉強しているのは慶應義塾だけ。福澤先生と社中18人だけだったのです。150年で寄付やイベントが沢山行われますけど、我々慶應義塾の教員はもう一度、教育の根本を見直さなければならないかもしれません。大きな建物や素晴らしいシステムも大事かもしれませんが、一個人と膝を突き合わせてお互いの人間性を高めていく努力が必要だと僕は考えます。福澤先生の師、緒方洪庵先生は『医者の仕事は、人のためにするもので、自分のためにするものではない。だから安楽に暮そうとか、お金を貯めようとか、有名になろうとか考えずに、自分を捨てて、人の役に立つことを願わなければならない。』と言っています。慶應義塾高等学校野球部のいま一番の敵は甲子園でベスト8に入り、秋の関東大会に優勝してしまった自分たちの心かもしれません。また慶應義塾も150年で浮かれている場合ではなく、足もとに根を張やして、人間教育をしっかりしていかないと本当のリーダーは育たないかもしれません。法律や為替や専門分野にはスペシャリストでも掃除のおばさんに失礼な発言をするような人間はリーダーとは呼べないと思います。」という部分に非常に感銘を受けました。 このようなお人柄を慕って、全国の文武両道の野球少年たちが集まってくるのかなあって思います。
私が子供の頃からいろいろな人から話を聞いて知っている広陵の中井監督と違って上田監督について知ったのはごく最近のことですが、どちらも生徒に慕われているのがよくわかるような気がします(もちろん「お二人だけが」と限定しているわけではなく、お二人以外にも素晴らしい監督さんは沢山いると思います)。
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