第12回都道府県駅伝(ひろしま駅伝) 新潟大健闘!
1月といえば、男子駅伝シーズンです。元旦の「ニューイヤー駅伝」(5区佐藤敦之選手ぶっちぎりの快走で中国電力が優勝)、2、3日の「箱根駅伝」(山の神今井選手の大健闘で順大総合優勝)、そして、最後のお楽しみが、本日広島で行われた「第12回 ひろしま駅伝」です。 これは男子の都道府県対抗駅伝で、先週京都で行われた女子駅伝に比べると、まだ歴史は浅いです。第一回の優勝は、開催地広島県(確か、アテネオリンピックマラソン代表の国近さんが優勝テープを切った記憶が)で、ここ3年間は、中学生の頃から連続出場、そして、箱根駅伝では渡辺早稲田大学駅伝監督がずっと保持していた1区の記録を塗り替えた佐藤悠基選手と、中大の上野選手という両スーパーエースを有する長野県が3連覇していましたが、4連覇を阻んだのが、やはり箱根駅伝のダブルエースを有する兵庫県でした。 最初の区間では出遅れたものの、3区でトップにたったのは、箱根2区で区間賞の早稲田大学竹澤健介選手、そして最終ランナーはおととし(第10回大会)の最終区間のゴール数百メートル前で中大の上野選手に抜かれて涙を呑んだ、「山の神」今井選手と並ぶ箱根5区山登りのスペシャリスト(去年の今井選手とのデットヒートが記憶に新しい)日体大北村聡選手の快走で、去年まで3年連続2位の兵庫県が久々に優勝して雪辱を果たしました。 箱根ではライバル同士の竹澤選手と日体大の北村選手が笑みを満面に浮かべて優勝を喜びあっているシーンにはほのぼのとするものを感じました。 福島県代表として出場した今井選手は37位でタスキを受け取ったので、入賞とはなりませんでしたが、まだ箱根を走ってから一ヶ月もたたないのに、17人ゴボウ抜きという神らしい(^_^メ)実力を見せてくれました。 今井選手もゴール後は笑みがこぼれていたので、自分の走りにはとても満足していたのだと思います。 ちなみに7区の区間賞は「一度みたら絶対に忘れない風貌、独特の走法」で箱根を沸かせた帝京大の飛松選手でした(現在は安川電機所属です)。 斎藤君の六大学野球デビューも楽しみですが、冬場は駅伝とスキー競技から目が離せません。 今年2区でナマ竹澤君の激走を沿道で見ましたが、凄く速い!早稲田に久々に登場したスーパーエース(しかも礼儀正しい好青年)なので、今後も故障なく箱根で頑張って欲しいと思いました。今井選手も凄く明るい好青年なので好感持てます。さすがに箱根まで応援に行ったことはないので、今井選手と北村選手のデットヒートは見れなかったけど、北村選手はあと一年箱根を走るチャンスがあるので、水頭症という難病と戦いながら走っている山下りの石谷選手と共に優勝目指して頑張って欲しいと思います。
今日は調子が良くなかったのか、試合後に東海大の若きスーパーエースの佐藤選手は涙を見せていたそうですが、7連続出場の佐藤選手にとっては、毎回が「真剣勝負」なのかもしれません。 でも箱根駅伝であんなに凄い記録を作ったのですから、あせらずまた箱根駅伝で新たな記録を目指して頑張って欲しいと思います。
そして、最後に印象に残ったのはこれまでの最高が20位だったのに11位と大健闘の新潟県チームです。 そして特筆すべきことといえば、箱根予選会でギリギリ予選会通過(一位通過は早稲田大学)の国士舘大学、一秒差で涙を呑んだ拓殖大学、その両エースの活躍です。国士舘大学竹田選手は箱根の1区で区間最下位、区間新の佐藤選手には5分以上の差をつけられました。そして関東学連選抜代表として5区山登り区間を走った拓殖大学の涌井選手も区間最下位。予選会の模様をテレビで放送していた時、大粒の涙を流していた涌井君のことが忘れられません。1秒差、予選10人で割って一人あたり、あと0.1秒速く走っていたら箱根を走れたのです。それでも箱根を学連選抜で走れたのは幸運なのかもしれませんが、母校のタスキで走りたい思いでいっぱいだったでしょう。箱根では惨敗だった竹田選手と涌井選手の大健闘でこれまでの最高位11位でゴールした涌井選手にしてみたら、学生生活を有終の美で飾れたのではないかと思います。しかも箱根区間新の佐藤選手(不調ではあったみたいですが)とはタイム的にも大差はありませんでした。
たった3時間で終わってしまう駅伝ですが、中・高選手で後に大エースとなったり(佐久長聖の佐藤&上野選手がいい例ですね)、箱根を走った選手や社会人となった箱根駅伝OBが登場したり(帝京大の飛松選手など)、いろんな選手を一挙に見れるのが楽しみです。
追記: 駅伝終了後の興奮醒めやらぬままの状態で書いたので、その時書き忘れたことを追加しますと、「箱根駅伝区間賞組」の竹澤健介選手(早稲田大)と上野裕一郎選手(中大 解説の宗さんが心配したのは、走りながら周りをきょろきょろしてちょっと落ち着きなかったところかな?(^_^メ))ばかり注目していましたが、この3区で区間賞をとったのは、元旦の「ニューイヤー駅伝」で外国人の助っ人ランナーがひしめく3区で、上位10位の中に入った日本人選手二人のうちの一人だった四国電力の大森選手、そして、トップの竹澤君に比べると地味ながらも、2位でタスキを繋いだ大分県の佐藤智之選手(旭化成)ではないでしょうか?佐藤選手は「ニューイヤー」の2区でアテネオリンピック5位入賞油谷選手の上をゆく区間2位でした。 地味だけど、いぶし銀のような実力派ランナーだと思いました。
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